こんばんは!よしんです。
注文住宅の照明計画って考えることが多くて大変ですよね。
今回は照明計画の一つの選択肢であるパナソニック製のとったらリモコンとアレクサを連携させたスマート照明について解説します。
- 安くシンプルな照明計画にしたい
- それでいてアレクサなどのスマートスピーカーから操作したい
こういった要望がある人にはとても参考になると思いますので、最後まで見ていってください。
- パナソニックのとったらリモコンとは?
- とったらリモコンのメリット
- とったらリモコンとアレクサの連携方法
- とったらリモコンをアレクサから操作するときの注意点
パナソニックのとったらリモコンとは?
パナソニック社の商品で見た目は普通のスイッチですが、取るとリモコンになるという照明スイッチです。
商品名そのまんまですね
調光機能
照明の明るさを調整する調光機能が付いているタイプと付いていないタイプがあります。
調光機能あり
調光機能なし
とったらリモコンのメリット
普通のスイッチではなくとったらリモコンを採用するメリットは次の通りです。
- 赤外線リモコンなのでアレクサなどで操作できる
- スイッチの位置を失敗できる
1.赤外線リモコンなのでアレクサなどで操作できる
スイッチが赤外線リモコンになるので、SwitchBotのハブミニなどを使えばスマートスピーカーから操作できるようになります。
SwitchBotに関しては次の記事も参考にしてください。
住宅の照明を音声で操作できるようになる
2.スイッチの位置を失敗できる
注文住宅の照明計画はかなり大変です。
いざ生活してみるとスイッチの場所が使いづらいという失敗談はよく聞きます。
とったらリモコンなら設計の段階でスイッチの配置に失敗してもリモコンを別の場所に置けば対処できます。
スイッチとリモコンの2つで操作できるので住んでから使いやすい方法に軌道修正できる
とったらリモコンとアレクサの連携方法
とったらリモコンとアレクサを連携させる方法は普通の赤外線リモコンの場合と同じでSwitchBot Hub Miniを使います。
詳細な設定方法は下の記事を参考にしてください。
- 製品登録されていないので、カスタマイズを選択する
- SwitchBot Hub Miniは照明のスイッチに信号が届くように配置する。
とったらリモコンをアレクサから操作するときの注意点
とったらリモコンをアレクサから操作するときにはいくつか注意点があります。
- リモコンが3チャンネルしかない
- リモコンではONとOFFが同じボタン
- スイッチの場所が赤外線リモコンの受信場所になる
リモコンが3チャンネルしかない
リモコンの右上にA,B,Cと信号のチャンネルを切り替えるスイッチがあります。
- Aはリビング
- Bはダイニング
- Cはキッチン
という風に分けているので、4つ目をつけるとどこかの照明と一緒に反応してしまいます。
階数が違えば3か所ずつ付けることはできます。
同じ階でとったらリモコンは3つまで!
リモコンではONとOFFが同じボタン
照明を付ける時も消す時も同じボタンなので、スマートスピーカーからONとOFFの動作を使い分けることが出来ません。
電気が付いている時に
アレクサ。電気を消して
とお願いしても電気が消えてしまいます。
例えばおやすみと言ったら全ての電気を消してほしい場合
- 電気が付いているとき
- 電気が付いていないとき
どちらの場合でもOFFにしてほしいんですが、アレクサからは電気が今付いているかわからないので、上手く設定することが出来ません。
スイッチの場所が赤外線リモコンの受信場所になる
シーリングライトの場合はライトにリモコンを向けますが、
とったらリモコンはスイッチの部分にリモコンを向ける必要があります。
スイッチの配置によってはSwitchBot Hub Miniが一つだとすべてのスイッチに信号が届かない可能性があります。
スマートスピーカーを使って操作する場合はスイッチの位置に注意
まとめ
とったらリモコンは設計のタイミングで完璧に照明計画を考える必要が無くなります。
住んでからリモコンをスイッチと別の場所においたり、アレクサで操作したりなど柔軟に変更できます。
それでいてそこまで高くないので、安く簡単なスマートライトのマイホームを作りたい方は是非採用してみてください。