こんばんは!よしんです。
以前2階建て戸建てのWi-Fi環境は2階のルーター1台で十分であるという記事を書きました。
しかし、最近1台だけでは厳しい状況が発生してきたので、ルーター2台でEasyMeshという機能を使ったWi-Fi環境にアップグレードしました。
この記事ではEasyMeshの詳細やルーター1台と2台での環境の変化についてまとめました。
- EasyMeshが良くわからない
- 2階の建てのWi-Fi環境に悩んでいる
- 2階建て戸建てのルーター1台と2台の違いが知りたい
こういった方々は是非参考にしてください。
- ルーター1台(光BBユニット)の環境
- ルーター1台では厳しい理由
- EasyMeshを選んだ理由
- EasyMeshを構築するルーター2台
- ルーター1台と2台の比較
ルーター1台(光BBユニット)の環境
ルーター増設前の環境は次の通りです。
住宅メーカー | 一条工務店 |
階数 | 戸建2階建て |
延床面積 | 約103 ㎡ / 31 坪 |
光回線 | ソフトバンク光 最大1Gbpsのプラン |
ルーター | 光BBユニット 最大1Gbps |
情報ボックスの位置 | 2階廊下 |
階段 | リビング横 ドア無し |
リビングや書斎など頻繁にスマホなどを使う環境では安定して100Mbp以上出ていました。
家があまり広くないのと、リビング階段横の階段でドアがないのが功を奏した気がしています。
詳しくは下記記事も参考にしてください。
ルーター1台では厳しい理由
スマホやタブレットで安定して100Mbps以上出ているならそれほど困ることはありません。
しかし、
スマートデバイスを増設することでより強固なWi-Fi環境が必要になってきました。
私の家ではスマホやタブレット以外にも次のようなデバイスがWi-Fiにつながっています。
- Amazon Echoデバイス
- SwitchBot Hub Mini
- TP-Link Tapo スマート LED ランプ
スマホやタブレットは電波を割とよく拾ってくれるんですが、スマート電球などは電波が弱いとすぐ切れてしまいます。
スマートデバイスはこれからも増えていくのでWi-Fi環境をパワーアップすることにしました
- スマートデバイスによってはWi-Fiが弱いとつながりにくい
- デバイスの増加に備えておきたい
EasyMeshを選んだ理由
Wi-Fi環境をパワーアップすることに決めましたが、方法はいくつかあります。
- 光BBユニットよりも強力なルーターを1台購入する
- メッシュルーターを購入する
- ルーターを複数購入してEasyMeshを構築する
私はこの中でEasyMeshを選びました
1台に任せるのは少し心配だったので最初に候補から外しています
メッシュWi-Fiの利点
最終的にはEasyMeshを選択したんですが、EasyMeshの前にメッシュWi-Fiの利点をまとめます。
メッシュWi-Fiとは複数のルーターが連携することで、家中に網目状にWi-Fiの電波を飛ばすというものです。
複数台でつなぐので1台よりも広い範囲をカバーできます。
普通にルーターを二つ使うのじゃダメなの?
その場合、接続先を手動で毎回切り替える必要があります
例えばiPhoneを使っていて1階から2階に移動したときに、2階のルーターの方に切り替えるのにiPhoneの設定画面からWi-Fiの接続先を切り替えないといけません。
メッシュWi-Fiの場合、複数のルーターに同じSSIDで接続できるのが大きな利点です。
- 複数のルーターを使うのでより広い範囲に電波を届かせることが出来る
- 1つのSSIDで接続できる
EasyMeshの利点
EasyMeshとはメッシュWi-Fiを作ることが出来る機能です。
Wi-Fiの共通規格なので応した機器であればどの機器でも簡単にメッシュWi-Fiの環境を作ることができるという利点があります。
メーカーやモデルに関係なく増設できる
また、有線接続にも対応しているので、ルーター同士を有線でつないでより安定したWi-Fi環境にできます。
壁のLANを経由して繋がっています
- 共通規格なのでメーカーやモデルの自由度が高い
- 有線で接続できる
EasyMeshを構築するルーター2台
今回はBUFFALOのルーターを2台購入しました。
- WSR-5400AX6S
- WSR-1800AX4S
EasyMeshには中心で全てをコントロールするコントローラと子機のようなエージェントの二つに役割が分かれます。
今回は次のように設定しました。
コントローラ
2階の情報ボックスにWSR-1800AX4S
エージェント
1階の書斎にWSR-5400AX6S
コントローラは経路の管理などをするので、上位グレードのものを使ったほうが良い可能性があります。
- 書斎が一番ネットワーク機器をつなぐので上位のものにしたかった
- 1階にWi-Fi接続するスマートデバイスが多い
- 書斎にむき出しで奥からかっこいい方にしたかった
ルーター1台と2台の比較
以前ルーター1台の時にiPhone13miniを使って計測した結果が次の通りです。
計測部屋 | 距離 | 扉の枚数 | 5GHz |
---|---|---|---|
2階寝室 | 約3m | 1枚 | 293 Mbps |
2階子供部屋 | 約5m | 1枚 | 363 Mbps |
1階書斎 | 約11m | 1枚 | 116 Mbps |
1階リビング | 約13m | 0枚 | 227 Mbps |
1階脱衣所 | 約14m | 2枚 | 86 Mbps |
1階浴室 | 約16m | 3枚 | 計測不可 |
EasyMeshの設定後は次のように変わりました。
共に5GHzを使用しています。
計測部屋 | ルーター1台 | EasyMesh |
---|---|---|
2階寝室 | 293 Mbps | 270 Mbps |
2階子供部屋 | 363 Mbps | 280 Mbps |
1階書斎 | 116 Mbps | 430 Mbps |
1階リビング | 227 Mbps | 420 Mbps |
1階脱衣所 | 86 Mbps | 330 Mbps |
1階浴室 | 計測不可 | 230 Mbps |
2階のWi-Fi環境
2階はやや遅くなりました。これは、
WSR-1800AX4Sより光BBユニットの方が優秀なためです
正直光BBユニットって優秀ですよね
1階のWi-Fi環境
2階の光BBユニット1台のときと比べて速度が格段に上がりました。
電波が届かなかった家の奥まで届くようになっています。
1階が安定した理由は次の2つかと思います。
- 高性能なWSR-5400AX6Sを1階に置いている
- コントローラとWSR-5400AX6Sは有線でつないでいる
これでお風呂で映画でも見れそうです。(見ませんが…)
また、本来の目的であるスマートデバイスたちも安定して接続できるようになりました!
まとめ
EasyMeshを使うことで次のようにWi-Fi環境が強化されました
- 情報ボックスから遠い範囲でもWi-Fiが安定するようになった
- 1階のWi-Fi速度が向上した
- スマートデバイスのWi-Fi接続が安定した
これでAmazonセールで購入した大量のスマートデバイスが増設できそうです!