こんばんは!よしんです。
今回はデル アンバサダープログラムの「XPS体験モニター」に応募し、New XPS 15 (9500) をお借りできたので1ヶ月ほど使った感想をレビューしていきます。
- New XPS 15 (9500)の基本スペック
- New XPS 15 (9500)の使用感
- XPS 13やM1 MacBook Airとの比較
レビュー前の補足
レビューに入る前にいくつか前提を補足しておきます。
XPS体験モニターに関して補足
この記事のXPSのレビューはデルアンバサダープログラムのモニターに参加して実施しています。
XPS体験モニターはレビュー記事を書く条件でPCを1ヶ月ほどレンタルできるというもので、特に記載内容に指定などはありません。
そのまま使った感想を書いています。
レビューの内容
レビューの内容は下記をメインにしています。
- 実際の使用感
- 手持ちの他のPCとの比較
PCレビューではよくベンチマークテストの結果が出てきますが、私は初のPCレビューということもあり、今回はベンチマークなどはほとんど実施していません。
ベンチマーク結果が気になる方は他の方のレビュー記事をご覧ください。
XPS体験モニターでNew XPS 15 (9500)を選んだ理由
XPS体験モニターではいくつかのPCを希望できましたが、私はNew XPS 15 (9500)を希望しました。
- サブパソコンでノートPCを探している
- 気分転換に書斎以外のカフェやリビングなどで作業したいため
- 仕事でXPS13を使用しており、比較したかった
- 15インチPCを使用したことがないので使ってみたかった
- 動画編集にチャレンジしようと思っておりハイスペックなPCを使ってみたかった
基本的にはこの理由を元に使用感をレビューしています。
筆者のPC環境
自宅メイン | フロンティア BTO FRGXB450/WS5 (約2年使用中) |
本業の業務用PC | XPS13 |
奥さんのPC | M1 MacBook Air 13インチ |
使ったことのあるPC | MacBook Pro 13インチ 2013 late Let’sNote 13インチ |
基本的には13インチのノートパソコンをメインで使ってきましたが、ふとデスクトップが欲しくなりBTOを2年前に購入しました。
1ヶ月使用した結論
ちょっと持ち運べるメインPCとしてなら申し分ない
サブ用のPCにするにはオーバースペックでサイズが大きい
商品レビュー
基本スペック
プロセッサー | 第10世代 インテル® Core™ i7-10875H (16MB キャッシュ, 最大 5.1 GHz まで可能, 8 コア) |
メモリー | 32GB DDR4-2933MHz, 2x16GB |
ストレージ | 2TB M.2 PCIe NVMe SSD |
グラフィックス | NVIDIA® GeForce® GTX 1650 Ti 4GB GDDR6 with Max-Q |
ディスプレイ | 15.6インチ UHD+ (3840 x 2400) フレームレス タッチ 反射防止 500-Nit ディスプレイ |
サイズ | 高さ:18mm 幅:344.72mm 奥行き:230.14mm |
重量 | 約2.05kg |
外観
シルバーでメーカーロゴのみのシンプルなデザイン。
MacBookのデザインが好みの方にはおすすめです。
私もMacユーザーだったので、このシンプルなデザインはとても好みです。
サイズと重量
幅が34.4cm、奥行きが23cmと15インチですが、ベゼルが狭いので無駄のないサイズ感です。
M1 MacBook AirやXPX13とサイズ感を比較すると下記のようになります。
重量は2.05㎏と2kgを超えてくるのでかなり重いです。
リュックに入れて持ち歩くとかなりの重量を感じますが、持ち運べなくはないです。
たまに持ち運ぶくらいならOKといった感想です。
ディスプレイ
ディスプレイは最初に見たときにすごく綺麗で驚きました。
MacBook Airなどと比較しても圧倒的に綺麗なディスプレイです。
明るく色彩豊かな高解像度パネルでコンテンツに集中できます。また画面も広く、生産性を維持できます。内蔵のEyesafe®ディスプレイ テクノロジーが鮮やかな色はそのままに、ブルー ライトを軽減します。オプションの有機ELディスプレイなら、より豊かな色彩を表現します。
魅力的な4辺InfinityEdgeディスプレイは16:10の大画面で、本体に対する画面の比率は92.9%を実現しました。
Dell商品紹介ページから引用
ブログの写真では伝えられないのが残念ですが、一番良いなと思ったポイントです!
キーボードとトラックパッド
キーボードは平らな四角いパネルを押している感覚。個人的にはノートパソコンのキーボードはこういったタイプが好きです。
ただ普段はkeychron k2 赤軸を使用しているため、ノートパソコンのキーボードを長時間タイピングするのは辛かったです。
本体のキーボードは数時間程度の作業まで
トラックパッドは大きすぎたのが少し使いづらかったです。
13インチのトラックパッドしか使ったことがないからなのか、右クリックと左クリックの境目の感覚がかなりずれており、何度も押し間違えました。
作業時間に関わらずマウスは必須でした。
生体認証機能
顔認証と指紋認証があります。
顔認証
指紋認証
顔認証は十分使える反応でしたが、私は指紋を使っています。
メインのデスクで作業する際はワイドモニタが正面に来るので、パソコンに顔を向けるより指をさっとおく方が楽だからです。
ノートパソコンを外部モニタで使う方はだいたいこういった配置ではないでしょうか?
こういった配置の方には指紋認証をおすすめします。
手汗が多いタイプですが指紋認証は問題なしでした!
タッチパネル
XPS15 はタッチパネルにも対応していますが、一度も使用しませんでした。
- そもそもタッチしようと思わない
- タブレットモードにはならない
- 外付けモニタにつないでいるとPCのモニタをあまり見ない
360度開いてタブレットモードになるならタッチは使うかもしれませんが、その場合は13インチがいいですね。
バッテリーの持ち時間
下記の使用用途でおよそ3時間でした。
- Office関連の資料作成
- ブログ執筆
- webブラウジング
- 動画視聴
動画編集などがメインになるともう少し短くなるかもしれません。
私はカフェなどに行っても数時間程度しか作業しないので必要十分でした。
動画編集での使用感
奥さんにPremiere proを使用した動画編集作業をM1 MacBook Airと比較してもらいました。
M1 MacBook Airでは少ししんどい作業でもサクサク動いており快適とのことでした。
動画の書き出し速度
フルHD 24fps 約10分の動画の書き出し
NEW XPS 15 (9500) | 2分30秒 |
M1 MacBook Air | 4分10秒 |
動画編集をメインにするならかなり快適に作業できそうです。
良かった点
約1ヶ月ほど使った中で特に気に入った点をいくつかまとめました。
美しいディスプレイ
ディスプレイが本当に綺麗で作業をしていても疲れませんでした。
動画もキレイに見れるので最高でした。
長時間作業するときはメインは外部ディスプレイになるのが少し残念でした。
ノートパソコンながらハイスペックな点
ノートパソコンながらデスクトップPCやM1 MacBookと比べてもかなりスペックが高く、私の作業でも何も困りませんでした。
動画編集にもチャレンジしようと思っているので、premiere proがサクサク動くのはとても魅力的でした。
スマートで洗練されたデザイン
PC自体のデザインに無駄がなく、見た目も好きなのとサイズ感も15インチの中ではコンパクトにまとまっているのが良かったです。
自宅の書斎以外のスペースでの気分転換や、カフェでの使用くらいの使い方ではギリギリ大きすぎず使いやすいサイズ感でした。
気になった点
ファンが気になる
ファンがそれなりに大きな音がするので気になりました。
XPS13もですが、筐体がスリムで高性能なのである程度は仕方ないのかもしれません。
ただ、ファンの位置がPCスタンドに干渉するので個人的にはあまり好きではありませんでした。
まとめ
全体としては非常に満足のいくスペックで返却するのが名残惜しいです。
ただ、私は現状重い作業もしないため実際に購入するとなるとオーバースペックかなという印象です。
ちょっと気分転換に作業場所を変える程度のサブPCではやはりもう少しスペックを落として安価な13インチのモデルが使いやすいなと改めて認識できました。
まとめると私の使用用途では次のような感想になります。
ちょっと持ち運べるメインPCとしてなら申し分ない
サブ用のPCにするにはオーバースペックでサイズが大きい