こんにちは!よしんです!
ロボット掃除機の購入を検討しているので、今回はAnkerのロボット掃除機であるEufy RoboVac シリーズの機能調査と比較表を作成しました。
- Eufy RoboVac12モデルの比較表
- 各機能の詳細
- 気になるレビュー
- おすすめのモデル
購入前の検討用にまとめたものなので、不確定な要素も含みます。
モデル名称に関して
Eufy RoboVacシリーズのモデル名称はX8やG30といったシリーズ名とHybridなどの機能の補足をする単語が組み合わせられています。
モデル名につく単語 | 機能の内容 |
---|---|
Hybrid | 水拭き機能付き |
Edge | 境界線テープ対応 |
Max | 吸引力強化 |
比較表
同じシリーズのものはその中で一番上位のもののみ比較表に加えてあります。
- 価格は2022年1月23日時点の公式サイトの表示価格です。
- 15C MaxはAmazon限定のため2022年1月23日時点のAmazon表示価格です。
スペックの比較
モデル名 | X8 Hybrid | L70 Hybrid | G30 Hybrid | G10 Hybrid | 30C Max | 15C Max | 11S Max |
---|---|---|---|---|---|---|---|
価格※ | ¥59,800 | ¥54,800 | ¥34,800 | ¥26,800 | ¥24,800 | ¥26,800 | ¥19,800 |
カラー | ブラック | ホワイト | ブラック | ブラック/ホワイト | ブラック | ブラック | ホワイト |
直径 | 約34.5cm | 約35.6cm | 約32.5cm | 約32.5cm | 約32.5cm | 約32.5cm | 約32.5cm |
高さ | 約9.7 cm | 約10.2 cm | 約7.2cm | 約7.2cm | 約7.2cm | 約7.2cm | 約7.2cm |
段差 | 1.8cm | 1.8cm | 1.8cm | 1.6cm | 1.6cm | 1.6cm | 1.6cm |
重量 | 約3.6 kg | 約3.8 kg | 約2.9kg | 約3.6 kg | 約2.7kg | 約2.7kg | 約2.7kg |
ダスト容量 | 0.4L | 0.45L | 0.45L | 0.45L | 0.6L | 0.6L | 0.6L |
水容量 | 0.25L | 0.15L | 0.13L | 0.13L | – | – | – |
充電時間 | 240-300分 | 240-300分 | 300-360分 | 240-300分 | 300-360分 | 300-360分 | 300-360分 |
吸引力 | 2000Pa ×2 | 2200Pa | 2200Pa | 2000Pa | 2000Pa | 2000Pa | 2000Pa |
ナビ方式 | レーザー | レーザー | ジャイロ | ジャイロ | バウンス | バウンス | バウンス |
稼働時間 | 最大180分 | 最大150分 | 最大100分 | 最大80分 | 最大100分 | 100分 | 100分 |
水拭き対応 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | – | – | – |
自動再開 | 〇※ | 〇※ | 〇 | 〇※ | – | – | – |
サイドブラシ | 右 | 右 | 右 | 左/右 | 左/右 | 左/右 | 左/右 |
回転ブラシ | 〇 | 〇 | 〇 | – | 〇 | 〇 | 〇 |
BoostIQ ™ テクノロジー | 〇 | 〇 | 〇 | – | 〇 | 〇 | 〇 |
境界線テープ | 〇 | 〇 | 〇 | – | 〇 | – | – |
専用リモコン | – | – | – | – | 〇 | 〇 | 〇 |
製品画像 出展:Anker Japan公式サイト https://www.ankerjapan.com/products/t2261
アプリ機能の比較
モデル名 | X8 Hybrid | L70 Hybrid | G30 Hybrid | G10 Hybrid | 30C Max | 15C Max | 11S Max |
---|---|---|---|---|---|---|---|
価格※ | ¥59,800 | ¥54,800 | ¥34,800 | ¥26,800 | ¥24,800 | ¥26,800 | ¥19,800 |
アプリ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | – |
掃除の 開始・終了 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | – |
吸引力設定 | 〇 | 4段階 | 4段階 | 4段階 | 4段階 | 4段階 | – |
水量調節 | 3段階 | 3段階 | 3段階 | 3段階 | – | – | – |
スケジュール | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | – |
掃除エリア指定 | 〇 | 〇 | – | – | – | – | – |
進入禁止エリア指定 | 〇 | 〇 | – | – | – | – | – |
掃除する部屋の指定 | 〇 | 〇 | – | – | – | – | – |
履歴の確認 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | – |
Alexa対応 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | – |
全てのモデルに搭載されている機能
- 衝突/落下防止機能
- 自動充電機能
- ダストボックス・フィルターの水洗い
- 静音設計 (標準モードで約55dB)
- 18か月製品保証+6か月延長保証(延長はオンラインストア会員が対象)
各モデルの違い
比較表には記載できていない細かい違いを補足します。
X8 Hybrid特有の機能
X8 Hybridは2022年1月23日現在最上位グレードのモデルになり、このモデルだけの機能がいくつかあります。
- 2000Pa ×2のデュアルタービン搭載
- バッテリー交換対応
- マルチフロアマッピング
G30シリーズの違い
モデル名 | G30 Hybrid | G30 Edge | G30 |
---|---|---|---|
価格 | ¥34,800 | ¥29,800 | ¥26,800 |
重量 | 約2.9kg | 約2.7kg | 約2.7kg |
タンク容量 | 0.45L | 0.6L | 0.6L |
水タンク容量 | 0.13L | – | – |
吸引力(最大) | 2000Pa | 2000Pa | 1500Pa |
水拭き機能 | 〇 | – | – |
境界線テープ | 〇 | 〇 | – |
G30無印だけ吸引力が低いです。
30Cシリーズの違い
モデル名 | 30C Max | 30C |
---|---|---|
価格 | ¥24,800 | ブラック¥24,800 ホワイト¥25,800 |
カラー | ブラック | ブラック/ホワイト |
重量 | 約2.7kg | 約2.6kg |
吸引力(最大) | 2000Pa | 1500Pa |
大きな違いは吸引力です。
15Cシリーズの違い
モデル名 | 15C Max | 15C |
---|---|---|
価格 | ¥26,800 | ¥19,800 |
カラー | ブラック | ブラック/ホワイト |
重量 | 約2.7kg | 約2.6kg |
吸引力(最大) | 2000Pa | 1300Pa |
販売店 | Amazon限定 | 特に限定など無し |
大きな違いは吸引力です。
11Sシリーズの違い
モデル名 | 11S Max | 11S |
---|---|---|
価格 | ¥19,800 | ¥17,800 |
カラー | ブラック | ブラック/ホワイト |
重量 | 約2.7kg | 約2.6kg |
吸引力(最大) | 2000Pa | 1300Pa |
大きな違いは吸引力です。
機能詳細
高さ
ロボット掃除機の高さによっては家具の下を通れるかどうかが変わってきます。
ほとんどは約7.2cmで、最上位2機種(X8 HybridとL70 Hybrid)は高性能なレーザーシステムがある分10cm近い高さになっています。
10cm以下の隙間があるかどうかはモデル選びのポイントの一つになりそうです。
乗り越え可能な高さ
カーペットなどの多少の段差なら乗り越えることが可能です。
モデルによって差がありますが1.6cm~1.8cmの段差なら乗り越えられます。
水拭き対応モデルでモップモジュールを使っていると乗り越える可能な高さが低くなります。(取扱説明書より)
容量
ダストタンクの容量は0.6Lのモデルが多いです。
水拭き対応のものは水タンクが増えるので0.4~0.45Lほどになっています。
吸引力
吸引力は高価なモデルほど数値が高くなります。
フローリングなら最低値の1300Paでも何とかなるといったレビューも見当たりました。
カーペットも掃除する可能性がある場合はより吸引力の強いもののほうが良いでしょう。
最上位のものは唯一タービンを2つ搭載しているため、吸引力に関しては頭一つ抜けているようです。
出展:Anker Japan公式サイト https://www.ankerjapan.com/products/t2261
ナビゲーション方式
ロボット掃除機の目にあたる部分です。
ナビゲーションシステムが構成のだと隅々まで効率的に掃除をしてくれます。
iPath™ レーザー・ナビゲーション (レーザー) | リアルタイムにマップを作成しながら、効率的に隅々まで掃除をする。 |
スマート・ダイナミック・ナビゲーション (ジャイロ) | ジャイロセンサーによって部屋の形状に沿って掃除をする。 |
バウンス | 障害物に当たるたびに方向転換をしてランダムに掃除をする。 |
水拭き
モデル名にHybridがついていると水拭き機能に対応しています。
Eufyの水拭き機能は、こびりついた汚れや液体がないきれいな床の水拭きを想定しているようです。
水拭き機能はカーペットと相性が悪いです。
そのためカーペットなど水拭き機能と相性が悪いエリアが家にある場合は、アプリの進入禁止エリア機能進入禁止テープ機能に対応したモデルがいいのではないかと思いました。
衝突・落下防止
全モデルに搭載されています。
付属の赤外線センサーで障害物への衝突や段差での落下を回避してくれます。
自動充電
こちらも全機能に搭載されています。
自動で充電スタンドに戻ってきますが、掃除が途中の場合に再開する機能はモデルによってついていないものがあります。
自動再開/ピンポイントリターン
掃除中に充電が必要になった場合、充電完了後に自動で掃除を再開してくれる機能です。
ピンポイントリターンは充電完了後にピンポイントで掃除を終了した場所から再開する機能です。
普通の自動再開とピンポイントリターンの違いが調べてもわかりませんでした。
掃除エリアが広く一回の掃除で完了できそうにない場合は自動再開機能ありのモデルが良いでしょう。
ブラシ
本体の中心にあるメインの吸入口につく回転ブラシと本体の前方にあるサイドブラシの2種類のブラシがあります。
サイドブラシは一つのモデルと左右に二つ付いているモデルがあります。
出展: Anker Japan公式サイト https://www.ankerjapan.com/products/t2190
動物の毛や髪の毛など絡まりやすいごみが多い場合はメインの回転ブラシ無しも検討しましょう。
BoostIQ™テクノロジー
カーペットやじゅうたんなどの吸引力が必要になる場所で自動的に吸引力を上げてくれる機能です。
ほとんどのモデルに搭載されています。
お手入れ
全てのモデルでダスト容器とフィルターが水洗いできます。
他の会社のロボット掃除機ではダストボックスを水洗い出来ないものもあるので、Anker製品の強みになります。
静音性
通常モードで55dBほどの音量です。
参考:一般的な会話の騒音レベルの目安は60dB程度です)。
アプリ対応機能
掃除の開始・終了/スケジュール機能
アプリから掃除の開始と終了が指定できます。
スケジュール機能を使うと「毎週月曜の10時から標準モードで掃除する」といった設定ができます。
これらの機能が欲しい場合はアプリ対応モデルがいいでしょう。
吸引力/水量の調整
吸引力は4段階で設定できるようです。
- 静音
- 標準 (デフォルト)
- ターボ
- 最大
水拭き対応のモデルは3段階で水量が調整できるようです。
掃除エリア/ 進入禁止エリア/ 掃除する部屋 の指定
最上位2機種(X8 HybridとL70 Hybrid)はマッピング機能で作成したマップを元にエリアを指定する機能があります。
G30シリーズはマッピングはできますが、エリアの指定などはできません。
専用のテープを使えば進入禁止エリアを設定できるモデルもあります。
エリアの指定をしたいか、進入禁止テープを張るのが許せるかがモデル選びのポイントになりそうです。
複数階のマップ保存
複数階のマップ保存機能は最上位のX8 Hybridのみ搭載されています。
2階建て以上でロボット掃除機を兼用する場合は X8 Hybrid !
Amazon Alexaでの音声操作
アプリに対応したモデルであればアレクサなどのスマートスピーカーでの音声操作に対応しています。
スマートスピーカーから操作する場合はアプリ対応モデルを選びましょう。
メンテナンス用品
Anker推奨の部品の清掃頻度とメンテナンス頻度です。
参考にX8 Hybridを例にとって取扱説明書と公式サイトの交換用バーツの販売ページの情報をまとめました。
部品名 | 掃除頻度 | 交換頻度 | 価格 |
---|---|---|---|
ダスト容器 | 毎回の使用後 | – | – |
フィルター | 週に1回 | 3ヶ月ごと | ¥1,980 |
回転ブラシ | 週に1回 | 6~12ヶ月ごと | ¥1,980 |
サイドブラシ | 1ヶ月に1回 | 3~6ヶ月ごと(もしくは目に見えて摩耗している場合) | ¥1,980 |
ブラシガード | 1ヶ月に1回 | 3~6ヶ月ごと(もしくは目に見えて摩耗している場合) | ¥1,480 |
センサー | 1ヶ月に1回 | – | – |
充電端子 | 1ヶ月に1回 | – | – |
回転ホイール | 1ヶ月に1回 | – | – |
水タンク | 毎回の使用後 | – | – |
モッピングクロス | 毎回の使用後 | – | – |
水タンクのフィルター | – | 6ヶ月ごと (もしくは黄ばんできたとき) | ¥799 |
交換用バッテリーが見つかりませんでしたので販売前かもしれません。
気になるレビュー
バッテリーに関して
バッテリーに関しては1年~2年ほどで電池がかなり減るか、まったく充電できなくなるといったレビューが気になりました。
オンラインストア会員なら2年間はバッテリー交換が可能です。
Ankerショップの店員さんに話を聞くとX8Hybridの一番の推しポイントはバッテリー交換のようです。
レビューと店員さんのセールトークから推測するにバッテリー問題はメーカーとしても認識していると思われます。
モデルを選ぶ時のポイント
ここまで調べてきた上でモデル選びの重要なポイントになると思う項目をまとめます。
必要な場合はHybridモデルになります。
必要な場合は最低限境界線テープの機能に対応したモデルが必要です。
境界線テープを張るのに抵抗がある場合はアプリでエリア指定が出来る最上位2機種(X8 HybridとL70 Hybrid)のどちらかになります。
アプリ対応が必要な場合は11 Sシリーズが対象から外れます。
おすすめのモデル
なんでもできるモデルが欲しい人におすすめ
なんでもできるモデルが欲しい場合は最上位モデルがおすすめです。
L70Hybridから大きく機能は変わってないと思いますが、やはり個人的にはレビューのバッテリーの件がやや気がかりなので、X8 Hybridの方が良いかと思います。
水拭き機能がついているモデルが欲しい人におすすめ
水拭き機能が付いたモデルが欲しい人におすすめです。
水拭き機能付きはエリア指定ができる機能がついているほうが使いやすそうなので、G30 Hybridがいいかと思います。
エリア指定が気にならない人はG10 Hybridもおすすめです。
掃除ができれば良いだけの人におすすめ
部屋がそこまで大きくなく、フローリングだけの場合は一番安価なモデルでも十分便利に使えると思います。
どのモデルを買うか
私はX8 Hybrid を検討しています。
実際に購入したら改めてレビューしたいと思います。